頭を打って、高次脳機能障害が疑われる場合は
頭を打って異常を感じたら、すぐに専門医に相談しましょう。
高次脳機能障害になると、被害者本人や周囲の家族などは、大変に辛い思いをしますが、周囲にはなかなか伝わらないことが多いです。
高次脳機能障害が原因で仕事がうまくいかなくなって、それが原因とは気づかないまま退職に追い込まれるケースなどもあります。
交通事故で頭を打った場合、その後にそれまでと異なる性格異常などが現れたら、高次脳機能障害を疑って、すぐに専門医を探して受診すべきです。
専門医を探す場合には、たとえば、国が設置している国立障害者リハビリセンターの高次脳機能障害情報・支援センターで、患者支援のための情報提供などが行われているので、利用すると良いでしょう。
また、専門医に相談するのと同時または並行して、高次脳機能障害に詳しい弁護士に相談しましょう。
高次脳機能障害の後遺症が残った被害者家族の負担は計り知れません。
24時間体制で家族が介護をするケースもありますが、時々は介護を職業介護人にお願いしないと家族が疲れきってしまいます。
それに高次脳機能障害になると事故前の収入を維持することも難しくなることが多く、金銭的に大変苦しめられる場合が多いです。
このようにお金が沢山必要になる一方で、交通事故の損害賠償では弁護士が被害者側につかない限り、正当な金額の賠償が得られないのが現実です。
神奈川県弁護士会の交通事故損害賠償研究会に所属し同会発行の「ベーシック高次脳機能障害相談マニュアル」の一部を執筆した弁護士はじめ、多くの高次脳機能障害案件を解決してきた弁護士法人の無料相談はコチラから申し込めます。
高次脳機能障害の場合、弁護士に依頼した方が良いケースが多いです。まずは無料相談で被害者の状況を説明し、適切な対応や被害者が受け取るべき適正な賠償金の目安などを聞いてみると良いでしょう。